2、3年生 細胞学の歴史

1665年、イギリスのロバート フックは、自家製の顕微鏡(1番目の写真)を作り、コルク(木の表皮)を観察した際に、小さな部屋のような構造を発見しました。小部屋という意味のcell(細胞)と名づけました。
2番目の図は、フックが描いたコルクのスケッチで、彼の著書ミクログラフィアに載せたものです。
彼の顕微鏡は、今の光学顕微鏡と違って、光源は電球ではなく、ランプの火だったようです。また、倍率も今の物より、かなり低いものでした。
コルクのように植物細胞の方が、動物細胞よりも一般的に大きく、性能の良くない顕微鏡でも観察できたようです。
ですから、植物細胞の構造の方が動物細胞よりも早く解明されました。
1938年、植物細胞はドイツのシュライデンが、約一年遅れで動物細胞はドイツのシュワンが、「生物は細胞から出来ている」、という細胞説を唱えました。

フック(ばねの伸びのフックの法則もこの方!)やニュートン(万有引力の法則の発見、フックはニュートンをライバル視していたらしい。一方通行的に)の時代、その頃日本はチョンマゲ👘江戸時代です。すごい違いだと思いませんか😲?
また、当時のロンドンは、ペスト流行、ロンドンの大火など大変な状況だったようです。
特にペスト菌は、強い感染力、深刻な症状、高い致死率を持っていました。約50万人のうち約8万人の命が奪われたそうです。
今、私たちが直面している新型コロナウイルスに共通するところが、このペストにはあると思います。
ペストの経験に学ぶのも大切なのではないか、と思い、次の本を読んでみようと思います✊。

「ロンドン.ペストの恐怖」ダニエル.デフォー著

別の本で、「ペスト」カミュ著が、今、ちょっと流行っているようです📖。(私は読んでいませんが😳)
この時間のある今、一つのきっかけとして、読んでみてはどうでしょうか☕️。
電子書籍や、ブック○フなどのネット販売も利用できるかも✨

内容にはまりすぎて、コロナ鬱にならないよう、そこは気をつけてください🙀😅



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