2、3年生 ミクロな細胞

細胞は小さいので、肉眼で観察できるものは限られています。
そこで、光学顕微鏡を使って、細胞を拡大して観察します。
人の肉眼の性能は、約0.1~0.2mm
一般的な光学顕微鏡の性能は、約0.1~0.2μm
です。

1km=1000m
1m=1000mm
1mm=1000μm マイクロメートル
1μm=1000ηm  ナノメートル

細胞の世界は、マイクロ(ミクロ、ミクロン)単位で表現されることが多いです。
ゾウリムシ(真核生物、単細胞生物)は、約0.1mm=100μmです。肉眼では点としてギリギリ見える程度、光学顕微鏡では繊毛や核(染めて)など細かく観察できます😻

ウイルスの世界は、もっと小さく、ナノメートル単位になります。ですから、光学顕微鏡ではなく、高額💸高性能な電子顕微鏡での観察となります。数千万~数億円するので、当然、保谷には。。🙊光学顕微鏡はあります😸
ちなみに、コロナウイルスは、約0.1μm=100ηmです。肉眼で見えない敵はやっかいですね🙀見えたら、ぷちっと。。🙅
顕微鏡専門の定規があります。
接眼レンズ用が接眼ミクロメーター、対物レンズ用が対物ミクロメーターです。
対物ミクロメーターは、ステージに置くため、プレパラートと同時にセットできません。
だから、実際に、プレパラート上の細胞の長さを測るのは、接眼ミクロメーターのみとなります。
そこで、接眼ミクロメーターと対物ミクロメーターの換算式が必要になります。つまり、対物レンズが拡大した分を接眼レンズに託す、ということです。

接眼ミクロメーター1目盛り長さ×接眼ミクロメーターの目盛り数=対物ミクロメーター1目盛り長さ(=10μm)×対物ミクロメーターの目盛り数

で、接眼ミクロメーター1目盛り長さを求める。(問題集や参考書では分数の式になっていますが、同じです。私は分数の形が苦手なのでこの式を使っています。)

接眼ミクロメーターで測った細胞の目盛り数×接眼ミクロメーター1目盛り長さ

で、細胞の実際の長さを求める。

実際に、ミクロメーターの問題を解いてみてください✨


↑オオカナダモ 緑の粒は葉緑体

0コメント

  • 1000 / 1000